副市長時代の実績
- 人口 約117,000人(平成18年) → 約121,000人(平成26年)
- 東洋経済新報社 住みよさランキング(約790都市中) 326位→34位(関西4位)
- 生駒市の市債残高 約300億円(平成18年) → 約190億円(平成26年)
- 日本経済新聞社 経営革新度調査(約800市区中) 476位→33位
- 「主婦が幸せになれる街」ランキング全国7位(関西2位)
((株)学研パブリッシング調べ)
私も、就任以来、ひとづくり・まちづくりの現場に足を運び、以下のような成果を上げてきました。
<安心・安全>
- 生駒市立病院の開院
本年6月に予定されている生駒市立病院の開院に向け、病院や大学を訪問して、医師や看護師の確保のための働き掛け等を行いました。 - ジェネリック医薬品の普及
生駒市の一人当たり医療費は県内トップ。医療費削減と市民の皆様がお支払いになる健康保険税の抑制のため、先発医薬品と同程度の有効性や安全性が実証され、より安価な薬であるジェネリック医薬品の利用を推進してきました。
具体的には、一定数量・割合以上のジェネリック医薬品を処方する薬局をジェネリック医薬品推奨薬局として認定したほか、市内全世帯にジェネリック医薬品希望シールを配布しました。
(成果)
・ 生駒市のジェネリック医薬品使用状況
33.57%(平成23年9月)から46.85%(平成26年9月)へと上昇
・ 年間3200万円以上の薬剤費の削減を実現!
<子育て・教育>
- 通学路の安全対策の強化
安心して子育てできる街を目指し、市内の通学路の安全調査を、保護者(PTA)、自治会、警察などと実施し、問題箇所について速やかに対策を講じました。
(成果)
・平成24年度調査による対策必要個所(86か所)
対策済80か所、対策予定6か所(平成26年9月現在)
・平成25年度調査による対策必要個所(17か所)
対策済み6か所、対策予定11か所(同上)。
- 生活道路の安全対策と、ゾーン30の取組
通学路以外の生活道路における歩行者・自転車の安全を確保するため、警察とも連携して、地域全体に時速30kmの規制をかける「ゾーン30」を積極的に活用しています。
現在、桜ヶ丘小学校周辺、東生駒駅南側住宅街周辺、東生駒月見町周辺の3か所を対象地域に設定しており、平均車速の低下、市民意識の向上などの効果が出ています。
(成果)
・平均車速で4.22~5.32%の減速効果
・ゾーン30の認知度83.7%
・64.2%のドライバーに自動車運転時の意識の変化
(いずれも桜ケ丘地域アンケート・交通調査等による)
※生駒市・ゾーン30のページはコチラ
- 校舎、園舎の老朽化や環境改善のための改修の進展
文部科学省に直接働きかけ、スーパーエコスクールや老朽校舎の大規模改修のモデル事業の認定を受けました。これにより、国からのより充実した支援を受けながら、各校舎・園舎の環境保全や老朽化対策、トイレの洋式化などの改修を着実に実施してきました。
<市民が主役、協創のまちづくり>
- 採用改革
「人材確保と育成がすべてに優先する」をスローガンに採用戦略を徹底的に強化。
形骸化していた公務員試験を廃止し、民間企業が使っているSPI3という試験を導入したほか、採用時期の前倒し、説明会への副市長の参加によるアピール、採用ポスターの見直しなどのメディア戦略を次々に実施しました。
(成果)
・受験者数は、平成23年の265人から、平成25年の1033人へと急増
大阪府、大阪市に次ぎ、京都府、京都市などと並ぶ、関西でも屈指の人気自治体となり(競争倍率では全国トップクラス)、素晴らしい人材の確保を続けています。
▲生駒市採用ポスター
- 残業時間の削減
職員の自己研さんの促進やワークライフバランスの確保、人件費の削減などを見据え、人事評価項目に残業管理を盛り込むなどの取組を強化しました。
(成果)
・総残業時間
93,509時間(平成22年度)→ 72,819時間(平成25年度)
・残業費
2億6900万円(平成22年度)→ 2億900万円(平成25年度)
グラフ:生駒市におけるラスパイレス指数の推移と職員数の削減
- 生駒市役所全事務事業のレビュー
生駒市役所の全事務事業(502事業)を、半年近くかけて一つずつ精査しました。
(成果)
・全事業を精査の結果、拡充7、現状通り252、縮小28、見直し120、効率化72、廃止23となり、各部署に対応を指示。約5800万円を削減。
- 女性・高齢者・若者との連携による企画を実施・支援
市役所自らの取組に加え、生駒の高い市民力を最大限応援するため、市民の皆様との連携、支援を進めました。
(成果)
・ いこまま弁当
生駒のママが生駒にちなんだお弁当を企画・製作・販売
・ いこマママルシェ
生駒のママがベルステージでマルシェを実施。育児スペースも。
・ つなげてあそぼうプラレール
ベルステージでプラレールをつなげて巨大な線路をつくりました!
・ IDEAスリラーダンス
若者の団体IDEAがまちなかバルに合わせて、ハロウィンの仮装とダンスを披露。街のにぎわいに一役買いました。
・ 地域デビューガイダンス
年配の皆様が地域活動を始めるきっかけ・場を作るためのガイダンスを実施。角淳一さんや多くの市民団体をお招きし、意欲ある市民と団体のマッチングを行いました。
・ のびのび体操
いつまでも健康でいるための体力づくりと交流の場として、のびのび体操を市内各地で開催。多くの高齢者の方にご参加いただいています。
・ ひまわりの集い
生駒市健康づくり推進員連絡協議会の協力を得て、閉じこもりがちな高齢者の生活意欲の向上のため、レクリエーションや作り立ての食事の提供による外出機会の増加を目指しました。私も2度参加し、給仕やレクリエーションに参加いたしました。
▲つなげて遊ぼうプラレール(ベルテラスいこま ベルステージにて)
(番外編)
・ 流しそうめん
市民の皆様との連携や活動支援を行うに際し、自らもイベントや事業の企画立案・実施の大変さを体感するため、一個人として宝山寺にて流しそうめんを実施しました。高山の竹による樋の作成、三輪そうめんのご提供、めんつゆ作りなど、結局多くの方の力をお借りしたのですが、500人近くの方にお越しいただき、子供たちの歓声がたくさん上がる大成功のイベントとなりました。
▲宝山寺で行った流しそうめんの様子
<環境にやさしく、自然と都市機能が調和したすみやすいまち>
- 環境モデル都市
生駒市は、低炭素社会の実現に向け、高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市として国が認定する「環境モデル都市」に、大都市近郊型の住宅都市として全国で初めて選定されました。
環境モデル都市に認定されたことにより、すでに国から様々なご支援をいただいていますが、今後は環境・エネルギー対策を切り口に、空き家対策、ITによるまちづくり、交通対策、産業振興などに全力で取り組みます。
(生駒市・環境モデル都市のページ)
<にぎわいと活力あるまち>
- まちなかバル
生駒にお住まいの方が、生駒にあるレストランや食事処を知るきっかけをつくり、その利用促進と街の賑わい創出を図るため、商店街、商工会議所ほか関係者の皆様と、まちなかバルを企画・実施しました。
第1回目からご好評いただき、チケット売上げ枚数は5000枚~7000枚、参加店舗数も50店舗以上となり、生駒市の風物詩の一つに育ちつつあります。100円商店街、まちゼミなどとともに、商店街や生駒市の商業活性化のための重要施策として引き続き継続していきます。
- 空き家対策、育児世代呼び込みのためのバスツアー
近畿日本鉄道㈱(以下、近鉄)と連携し、「暮らしやすいまち、生駒」の魅力を実感してもらうため、公園や病院、小学校など市内の施設を巡りながら、生駒市独自の子育て支援策や補助金を使ったお得な住み替え・リフォーム情報を紹介するバスツアーを3月15日㈰に開催する予定です。
私もバスガイドをして、生駒の魅力を参加者にしっかり伝えてきます!
- ITを活用したまちづくり(パパママアプリ)
ITを活用して育児支援を行い、子育てしやすい街づくりの一助とするため、子育て中のパパ・ママを対象としたアイデアワークショップを行い、そこから出たアイデアをもとにアプリ開発を目指してハッカソン(ソフトウェアの試作品開発作業)を行います。
これらの成果を評価いただき、各種メディアからの取材、書籍の出版、雑誌への連載のほか、多くの自治体や公務員予備校などでの講演を行いました。
メディア掲載の詳細についてはコチラをご覧ください。
<講演>
公務員の魅力、国家公務員と地方公務員の違い、これからの公務員に求められる力、残業削減のための仕事術などについてお話しする機会を多数いただきました。
- 立命館大学
- 桜井市役所、大東市役所、NPO法人プロジェクトK
- LEC東京リーガルマインド ほか
ほか、新聞・雑誌等での記事掲載多数
これからも一層の成果を上げられるよう頑張っていきます